ジェンガを巨大にした木造建築

木材で作られた家は、直接的には森林伐採を結果として残しますが、きちんと設計されたものは概してエコフレンドリーな建築になります。例えば、夏は涼しく、冬は暖かい、木の特性を生かした室温管理や湿度管理でエネルギー消費を抑えます。また、空気を衛生的に保つことで人体を健康に保ち、それが結果的には無駄な消費を抑えることになります。さらに、しっかりとした木造建築は築何年たっても老朽を見せず、長く使えることからもエコであると言えるでしょう。

Final Wooden House, Sou Fujimoto

日本人の建築家、藤本壮介が熊本県に建設。パズルゲーム、ジェンガのようなデザインの楽しそうな家ですね。壁も床も天井もすべてが角材で作られており、すっきりしたデザインになっています。

住環境としては無理がある家ですが、中にはいると角材の迫り来るような設計がとてもおもしろいです。どこでもイスになり得、どこでもがテーブルになり得るこういった建築は案外使ってみると便利かもしれませんね。

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